
個別指導の課題点を解消するための改革
育星舎グループは京都で40年以上の歴史があり、桂カレッジは2008年の開校以来17年に渡って地域に根差しつつ生徒の考える力を育むために個別指導を提供してまいりました。
しかし、これまで400人近い生徒の指導を担当してきた中で、個別指導特有の課題点を感じていました。
個別指導の主な課題点
- それぞれの講師で解説の方法に差が生まれる
- 自習に来る生徒と来ない生徒で学力に大きな差が生まれる
- 自習が必要な生徒ほど自習に来ない
- 塾から帰ったら家ではほとんど何もしない
- 週1回指導の生徒は効果が表れるのに時間を要する
- 集団指導にはある「一体感」を感じにくい
- 宿題をしてこない生徒への対応が居残りしかなく未然に防ぐことが難しい
上記の課題を全て解消するため、生徒の学力向上において大きな成果を上げている育星舎グループ「進学塾SOIL」の指導方式を学び、桂カレッジでも実践に移すことに決定いたしました。HPでは新制度の詳細を順次お知らせしてまいります。
今回は「クラス指導」と「1:2個別指導」をご紹介します。
新制度では、塾生は「クラス指導」と「1対2個別指導」のどちらかを受講していただきます。
以下に2つの指導の特徴を示しました。
クラス指導
・クラス指導では「講義」と「集団個別指導」を合わせたハイブリッド指導の導入
※公立小学校・公立中学校の生徒対象
「講義」とは各学年10名までの定員で、ホワイトボードを使った集団で指導をおこなう日です。
集団での指導により、それぞれの講師で生まれていた解説の差をなくし、熟練した専任講師による質の高い指導を全生徒に提供することが可能となります。
同時に集団での学習により「学力を上げていこう」という意識が生まれ一体感による熱気を育てます。
一方「集団個別指導」とは、主に講義で出された宿題をこなし、さらに学校の課題などにも取り組むことができる日です。
講師が在中し、疑問点があれば即座に対応できる体制が整っています。
たとえば、ある中学2年生のクラス指導受講の1週間はこのようになります。
| 週2回来塾 | 火曜日 | 金曜日 |
| 7:00~7:50 | 講義 | 集団個別指導 |
| 8:00~8:50 | 講義 | 集団個別指導 |
| 9:00~9:50 | 講義 | 集団個別指導 |
「集団個別指導」は「講義」とは別に各学年とも最低週に1日は設けられています。その他の曜日に来塾しても集団個別指導を受けることが可能で、料金は変わりません。つまり勉強したい人にとっては「いつ塾に行っても質問対応をしてもらえる」ことになり、これ以上ない環境となっています。
「講義」と「集団個別指導」の最低週2日は必ず来塾する必要があるため、「自習に行かない」「宿題をやるのを忘れる」といった状況をなくすことができます。(集団個別指導の日に宿題を終わらせるため)
1:2個別指導
・個別指導は全て1対2、50分に変更したうえで「集団個別指導」を導入
※主に小学生・中高一貫の中学生・高校生が対象
これまでの「1対3・90分」から、「1対2・50分」に変更となります。
ただし、50分で指導が終わって帰るのではなく指導の前後に「集団個別指導」がセットとなっています。
たとえば、ある中学生2年生の1対2個別指導受講の1週間はこのようになります。
| 週2回来塾 | 火曜日 | 金曜日 |
| 7:00~7:50 | 1:2個別指導 | 集団個別指導 |
| 8:00~8:50 | 集団個別指導 | 1対2個別指導 |
| 9:00~9:50 | 集団個別指導 | 集団個別指導 |
週2日はまとまった学習時間を確保できるため、「塾から帰ったら家では何もしない」「自習に行かない」「宿題をやるのを忘れる」といった状況をなくすことができます。(集団個別指導の時間に宿題を終わらせるため)
また、クラス指導を受講する場合と同様に、週2日以外のその他の曜日に来塾しても集団個別指導を受けることが可能で、料金は変わりません。
このように、クラス指導、1:2個別指導の両方に共通する「集団個別指導」は自習ではなく講師が常に在中して質問に対応するということがポイントです。
これにより、これまで本人任せであった「自習」という制度をなくし、週に何回来塾しても料金は一定であることで、リーズナブルかつやる気のある生徒ほどお得な制度となります。
まとめ
新体制では個別指導が抱える課題を解消し、
- 勉強したい人がとことん勉強できる環境に
- 集団個別指導では常時講師が在中し質問対応が可能に(自習ではない)
主な変更点をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
今回は「新体制スタート その①」としてご紹介しましたが、今後も詳細をお知らせしてまいります。
※在籍生の保護者様には2026年3月頃に面談にて詳細をお伝えする機会を設けさせていただきます



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