新しい単元などを指導するとき、たまに

あー無理。できないわこれ
とすぐに決めつけていませんか?
「できないと決めつけてはいけない」はよく私が生徒に伝える言葉です。
しかし、そう言うと

でもそれって先生ができる側だから言えることですよね?
わたしには無理なの!
と返ってくることもあります。
しかし私は小さいころ完全に「できない側」の人間だったのです。
【体験談】できないと決めつけてない?

小4で全く泳げなかった少年西田
私は子どもの頃、全く泳げませんでした。
クラスメイトたちが25mをスイスイ泳ぐ中、私は5mほど泳いだだけで足をついてしまうような子どもだったのです。
もちろん学校の水泳の時間は大の苦手。
「自分は泳げない人間なんだ」と思っていました。
ところが、小学4年生のある1日を境に突然25m泳げるようになったのです。
きっかけは、夏休みに学校で行われていた「プール解放」というイベントでした。
希望者だけが参加できるもので、夏休み中に学校のプールで自由に泳げるというものです。
泳ぐのは苦手でしたが、水遊び自体は好きだった私は「まあ遊びに行く感覚で行ってみようかな」と軽い気持ちで参加しました。
プール解放での気づき
しかし、実際に行ってみると、想像していたものとは全然違いました。
誰も遊んでいないのです。
参加者全員が、25mプールの端から端までをひたすら一方通行で泳いでいるだけ。
しかも、コーチや先生が泳ぎ方を教えてくれるわけでもありません。
完全に「みんなが普通に泳ぐイベント」だったのです。
当時の私は内心かなり焦りました。
「どうしよう……」
とはいえ、もう水着にも着替えてしまっています。
今さら「やっぱり帰ります」と言える空気でもありません。
仕方なく、みんなに合わせて泳いでみることにしました。
すると――
普通に25m泳げたのです。
自分でもびっくりするくらい、普通に泳げました。
つまり、それまで泳げなかったのは、自分に泳ぐ力がなかったからではなく、
「自分は泳げない」と決めつけて、5mで勝手にあきらめていただけだったのです。
夏休みが終わり、25mを泳ぐ私を見た担任の石井先生(女性)はとても驚きました。
石井先生「西田くんどしたん?水泳教室に通ったん?」
少年西田「ううん、通ってない」
石井先生「いいのよ、そういうことは隠さなくても(笑)」
少年西田「……」
このやり取りは今でもよく覚えています。
決めつけることの恐ろしさ
でも今振り返ると、この体験は勉強にもよくあてはまる思います。
子どもたちは、一度「自分はできない側の人間だ」と決めつけると、本当はできる力があっても途中で止まってしまいます。
「できる力を持っているのに、決めつけによりその力を使えない」
これは大変恐ろしいことです。
でも環境が変わったり、少年西田のプール解放のように「とにかく最後までやるしかない」という状況になると意外と普通にできてしまうものなのです。
同様に「自分には集中力がない」と決めつけている生徒はいませんか?
でも「周りが普通に勉強していて自分もやるしかない」という状況ならば、意外と集中できる人は多いのではないでしょうか。
桂カレッジの集団個別指導での学習はまさにこの状況ですね。
テスト前はもちろんのこと、普段から集団個別指導の機会を活用していきましょう。
まとめ ひとまずやってみよう!
心で決めつけたことは意外にも態度に現れるものです。
だから、かつて出来なかった側の私としては
「できる・できないをあれこれ考えるより、ひとまず頑張ってやってみる」
「できるかも?という気持ちで臨む」
という姿勢をみんなにも持ってほしいと思っています!
〖投稿者〗桂カレッジ 西田


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