最近、ぐっと涼しくなりましたね。
2学期が始まって早くも2か月。もう11月です。
中3・高3の受験生にとっては、いよいよ追い込みの時期。
小学生も、受験学年ではない中高生も、これからの勉強に向けて、よりよい勉強法を確立していきたい時期ですね。
少しだけ、普段の勉強を見直してみましょう。
テスト・模試の返却後。間違えた問題の復習だけで大丈夫?
受験生は毎月のように模擬試験を受ける時期になりました。
中高生も9月・10月には定期テストがありましたね。
(今月もあります!)

小学生だって、単元が終わるごとにテストがあります。
テストが返ってきたら、もちろん復習です。復習するのは大前提。
ただ、その復習、間違えた問題だけになっていませんか?
「たまたま正解していた問題」を放置していませんか?
ありますよね、たまたま正解した問題。
例えば、
「消去法で2択まで絞って、2分の1で正解していました!」
「なんとなく選んだけど、当たっていました!」
「最後時間15秒しかなくて、問題読まずにてきとうに選んだらあってた!」←よく聞く
こういう問題です。
テストが返ってきた頃には、なんとなく選んだこと自体を忘れてしまい、実力で正解した問題として処理していることも少なくありません。
伝えたいことはもうおわかりだと思いますが、
たまたま正解した問題も、大切な復習対象です。
そのためにも、テスト中に「なんとなく」で解いた問題や、自信がなかった問題には、問題用紙に印をつけておくことをおすすめします。
テストが返ってきたら、間違えた問題だけでなく、印をつけた問題も確認してみましょう。
模試の偏差値、本当の実力を表していますか?
模試の偏差値は、自分の学力や志望校の合格可能性を考えるうえで、大切な指標です。
ただし、偶然正解した問題がいくつも含まれている場合、その結果が必ずしも今の実力を正確に表しているとは限りません。
これは模試に限った話ではありません。
ほとんどが選択問題で構成されている英検などでも、同じことが起こり得ます。
もちろん、正解したこと自体は悪いことではありません。
ただ、自分の実力を正しく把握するためには、偶然正解した問題についても考慮しておく必要があります。
以前、ある科目の偏差値が大きく下がった生徒がいました。
その影響で総合の偏差値も下がり、大慌てでした。
ところが、答案をよくよく分析してみると、先に受けた模試では、たまたま正解していた記号問題がいくつもありました。
一方、後に受けた模試では、そうした偶然の正解が少なかったのです。
つまり、実際の実力が大きく下がったというよりも、前回の模試で偶然正解していた分が、今回の結果には表れなかったということです。
選択肢の数や問題の条件にもよりますが、勘で選んだ問題が正解することはあります。
消去法で2択まで絞れた場合なら、正解する確率は2分の1です。
ときには、それが何問も重なることだってあります。
だからこそ、模試の結果を見るときには、偏差値や得点だけでなく、自分が本当に理解して解けた問題はどれくらいあったのかという視点も持ってほしいのです。
「ラッキー♪」で済ませるのは本番の入試だけ
入試本番であれば、たまたま正解した問題も、まぎれもない得点です。
でも、普段のテストや模試は、点数を取ることだけでなく、自分の実力を知るための機会でもあります。
間違えた問題を復習する。
それと同じくらい、正解した問題についても、本当に自分の力で解けたのかを確認する。
そうすることで、自分の本当の課題が見えてくるはずです。
次のテストや模試では、ぜひ正解した問題にも目を向けてみてくださいね。
〖投稿者〗桂カレッジ 志水
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