「偏差値って、結局どういう意味?」
「偏差値50って、何番くらい?」
「偏差値60ってどれくらいすごいの?」
高校受験を考え始めると、「偏差値」という言葉をよく目にするようになります。
でも、偏差値の数字だけを見ても、実際にどれくらいの位置なのかイメージしにくいですよね。
そこで今回は、偏差値25~75について、自分の中学校だったら何番くらいになるのかという形で考えてみましょう。

そもそも偏差値って何?
模試やテストの得点だけでは、学力の位置や推移を正確に測れないときがあります。
例えば、

第1回模試の数学は70点だった!次も頑張る!
※平均点は50点

第2回模試の数学も70点だった!学力を維持できた!
※平均点は90点
同じ70点でも、学力を維持できたと言えるでしょうか。
平均点が90点のテストで70点だと、平均を下回っているため「第1回より学力が下がった(相対的な位置が落ちた)」と考えるのが自然です。
このように平均点が違う模試どうしでは、点数だけで学力を比較することができません。
そこで利用されているのが偏差値です。
偏差値とは、テストを受けた人たちの中で自分がどのくらいの位置にいるのかを表す数字です。
偏差値50がちょうど真ん中の目安になります。
そして、
- 偏差値50より高い → 集団の中で上のほう
- 偏差値50より低い → 集団の中で下のほう
と考えることができます。
ここで大切なのは、偏差値は「点数」ではないということです。
同じ80点でも、みんなが90点以上を取っているテストなら偏差値は高くないかもしれません。
反対に、平均点が低いテストで80点を取れば、偏差値は高くなることがあります。
つまり偏差値は、単純な「何点取ったか」ではなく、周りの人たちと比べてどの位置にいるかを見るための数字なのです。
偏差値50は何位くらい?桂川中学校で例えると・・・
桂カレッジには、主に樫原中学校、桂中学校、桂川中学校の生徒が通っています。
今回は桂川中学校の3年生を約230人と仮定して、偏差値ごとの位置を見てみましょう。
| 偏差値 | 230人なら何位くらい? |
|---|---|
| 75 | ほぼトップ |
| 70 | 約5位 |
| 65 | 約15位 |
| 60 | 約37位 |
| 55 | 約71位 |
| 50 | 約115位 ほぼ中間 |
| 45 | 約159位 |
| 40 | 約193位 |
| 35 | 約215位 |
| 30 | 約225位 |
| 25 | ほぼ最下位 |
※順位は、230人の成績が正規分布に近いと仮定した場合の「おおよその目安」です。実際の順位は、テストを受けた集団の人数や成績の分布によって変わります。(正規分布は高校2年生で習うよ!)
この表を見ると、偏差値50から60になると、
約115位 → 約37位
となります。
偏差値が10上がるだけで、順位は大きく変わることがわかりますね。
偏差値は「今の位置」を知るための数字
偏差値は、「あなたはこのくらいの人間だ」と決める数字ではありません。
今、どのくらいの位置にいるのかを知るための数字です。
例えば、
「偏差値50だからこのままでいい」
でも、
「偏差値45だからダメだ」
でもありません。
大切なのは、今の位置を知ったうえで、
「次にどこを目指すのか」
を考えることです。
偏差値50の人が55を目指すのか、55の人が60を目指すのか。
目標が変われば、これから取り組む勉強も変わってきます。

まとめ
偏差値は、数字だけを見ると少し分かりにくいものです。
そこで、230人の学年に置き換えて考えてみると、イメージしやすいのではないでしょうか。
ただし、これはあくまで偏差値を順位に置き換えた場合のおおよその目安です。
高校受験では、偏差値だけを見るのではなく、模試の結果や学校の成績、志望校の合格可能性なども合わせて考えることが大切です。
「今の自分はどのくらいの位置にいるんだろう?」
そう思ったら、まずは自分の現在地を知るところから始めてみましょう。
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