【定期テスト解説中3理科】植物の進化をわかりやすく解説

この記事は約3分で読めます。

こんにちは!桂駅近くの学習塾「桂カレッジ」です。

西京区の桂カレッジには、桂川中学校・樫原中学校などに通う中学3年生が在籍しています。

今回は、先月実施された中学3年生の理科の定期テストでも出題された「植物の進化」の問題を取り上げます。

【定期テスト解説中3理科】植物の進化をわかりやすく解説

実際によく似た問題を使って、一緒に考えてみましょう。

コケ植物・シダ植物・裸子植物・被子植物を、

地球上に現れた順に並べなさい。

植物の進化の順番は教科書にも載っていますが、意外と「丸暗記」で終わってしまっている人が多い単元です。

しかし、この問題は順番を暗記していなくても、1年生で習った植物の特徴を思い出せば答えを予想できます。

それでは、それぞれの植物の特徴を確認していきましょう。

コケ植物

コケ植物は、最も古くからある陸上植物の仲間です。

根・茎・葉の区別がはっきりしておらず、水分は体全体から吸収します。

また、水や養分を運ぶ維管束もありません

そのため、大きく成長することができず、湿った場所で生活しています。

子孫は胞子で増やします

シダ植物

シダ植物になると、根・茎・葉の区別ができ、維管束があります

根から吸収した水や養分を体全体へ運べるようになったため、コケ植物よりも大きく成長できます。

しかし、まだ種子はつくらず、胞子で増える植物です。

裸子植物

裸子植物は、植物の中で初めて種子をつくるようになりました。

種子には栄養が蓄えられており、乾燥にも強いため、胞子よりも生き残りやすいという大きな特徴があります。

一方で、まだ花や果実はつくらず、胚珠がむき出しになっています。

被子植物

現在、地球上で最も多く見られる植物が被子植物です。

被子植物は、

  • を咲かせる
  • 果実をつくる
  • 種子が子房に包まれている

という特徴があります。

花によって効率よく受粉でき、果実によって種子を守ったり、動物に運んでもらったりできるため、さらに子孫を残しやすくなりました。

4種類の植物を比較してみよう

植物胞子で増える維管束の有無種子で増える花・果実をつける
コケ植物×××
シダ植物××
裸子植物××
被子植物×

植物は、長い年月をかけて、少しずつ新しいしくみを獲得しながら進化してきました。

① 維管束が発達した

コケ植物には維管束がありません。

そのため、水や養分を体全体へ運ぶことができず、大きく成長できませんでした。

シダ植物では維管束が発達したことで、水や養分を効率よく運べるようになり、陸上でも大きく育てるようになりました。

② 種子をつくるようになった

胞子は乾燥に弱く、発芽するためには水が必要です。

一方、種子には栄養が蓄えられ、丈夫な種皮で守られています。

そのため、乾燥した場所でも生き残りやすくなり、より広い場所で子孫を残せるようになりました。

③ 花と果実をつくるようになった

被子植物は花を咲かせることで昆虫などに花粉を運んでもらいやすくなりました。

また、果実は種子を守るだけでなく、動物に食べられて遠くへ運ばれる役割もあります。

その結果、さらに効率よく子孫を残せるようになったのです。

答えは…

以上のことから、植物が地球上に現れた順番は

コケ植物 → シダ植物 → 裸子植物 → 被子植物

となります。

これは単なる暗記ではなく、

維管束を獲得する → 種子を獲得する → 花・果実を獲得する

という進化の流れを考えれば、自然と導き出せる順番です。

テストで覚えるポイント

植物は、新しいしくみを少しずつ手に入れながら、より陸上で生活しやすく、子孫を残しやすい姿へと進化してきました。

その流れを一言でまとめると、

胞子 → 種子 → 花・果実

となります。

この流れを理解しておけば、定期テストはもちろん、高校入試でも植物の分類問題に自信をもって答えられるはずです。

丸暗記ではなく、「なぜその順番になるのか」を理解して覚えておきましょう!

〖投稿者〗桂カレッジ 西田

コメント