「あなたは勉強系ではなく運動系だもんね」
「この子は理系だから、社会は苦手なんですよ」
生徒さんも同席する保護者の方との面談の中で、こうした言葉を耳にすることがあります。
もちろん悪気があるわけではありません。
お子さんをよく見ているからこそ出てくる言葉です。
ですが、子どもは大人が思っている以上に、周りの言葉をそのまま受け取ります。
「自分は苦手なんだ」と思い込んでしまうことも
例えば、
「あなたは文系だから数学は苦手」
「勉強が得意なんだし、スポーツはできなくても大丈夫」
そんな言葉を繰り返し聞いていると、子どもは次第に、
「自分はそういう人間なんだ」
と思い込むようになります。
本当はまだ挑戦もしていないのに、最初から可能性にフタをしてしまうこともあるのです。
子どもの可能性は、意外なところで伸びる
最初は苦手そうに見えていた教科が、ある日をきっかけに好きになる。
逆に、「得意」と言われ続けていたものに興味を失う。
子どもには、そんな変化がよくあります。
だからこそ、大人が早い段階で「向き・不向き」を決めつけすぎないことが大切なのだと思います。
子どもの得意・不得意は、意外と環境に左右されます。
- 「できた!」と言われた経験
- 認めてもらえた経験
- 楽しいと思えた経験
こうした積み重ねで、苦手だったものが好きになることもあります。
大人は「答え」を決める人ではなく、「発見」を支える人
「これ得意かも」
「意外とできるかも」
そう感じる瞬間を増やしてあげること。
そして、子ども自身が自分の「好き」や「得意」に気づいていくこと。
それが、本当の意味での自信につながっていくのではないでしょうか。
塾として思うこと
私たちは、たしかに勉学を中心に子どもたちと接する職業ではありますが、その得手・不得手だけで評価したくありません。
今は苦手でも、きっかけひとつで伸びる子をたくさん見てきました。
だからこそ
「あなたは〇〇タイプだから」
ではなく
「まだ気づいていない可能性があるかもしれない」
そんな視点を大切にしたいと思っています。
〖投稿者〗桂カレッジ 志水


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